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「アマビエ」田んぼに舞う 常葉大学生がデザイン 菊川の水田

 菊川市下内田で12日、水田をキャンバスに見立てて巨大な絵を作り出す田んぼアートの公開が始まった。今年はコロナ終息を願ってアマビエを描いた。高さ約6メートルのやぐらから色鮮やかな天女のような姿を鑑賞することができる。田んぼアート菊川実行委員会(池田正代表)が2008年から実施している。昨年は京都アニメーション社員だった故大村勇貴さんの作品が図柄に採用され、数千人が来場した。今年は大村さんの母校の常葉大造形学部が協力して学生がデザインを考えた。

 5月に田植え祭を開き、実行委員やボランティアが約1600平方メートルの田んぼに赤や白、黄色など8種類の古代米を植えた。池田代表は「今までにないほど稲の色がはっきりしている」と語った。
 やぐらは3階建てで、1階まではスロープを設置した。見学は8月15日までの土日祝日。8月は13日も開催する。午前9時から午後4時まで。見学料は200円。会場では地元の農産物なども販売している。
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