地方(東京23区以外)の方が高い
地方の方が高いものは複数あります。
まず、電車やバスなど公共交通機関の運賃が挙げられます。
地方は東京のような大都市と比べて人口が少なく、
公共交通機関の利用者も少ないため、どうしても料金が高くなります。
また、料金が高いだけでなく、便数が少なく、利便性も低い地域が多いため、
地方ではマイカーが生活に欠かせない場合も多く、
車の取得費や維持費を含む交通費は意外と多くかかる可能性があります。
また、水道光熱費も地方の方が高くなる場合があります。水道料金は自治体によってさまざまで、
必ずしも地方だから高いわけではありませんが、
最も高い自治体と最も安い自治体では7倍以上の差がありますので、
移住先の自治体によっては驚くほど高くなる場合も。
ガスも地方では都市ガスが整備されておらず、
LPガスしかない地域も珍しくありませんので、
都市ガスを使用していたときと比べて、
ガス代が高くなる可能性があります。
ほかにも、
加工食品や日用品、
電化製品などは
大量に仕入れて安く売る流通大手の競争が
激しい大都市と比べると、
大型スーパーや家電量販店などが
少ない田舎ほど販売価格が高い場合が少なくありません。
Q.逆に「やはり地方の方が安い」というものがあれば教えてください。
長尾さん「地方の方が安いものの代表は、やはり不動産です。地方は土地の価格が安いので、都会では夢のような広い庭付きの一戸建てに住むことも難しくありません。家賃も都会に比べれば当然安いです。私は2007年に千葉県市川市から広島県福山市に引っ越しましたが、ほぼ同じ広さの賃貸住宅で、家賃は約12万円から約6万円と半分になりました。生活費に占める住居費の割合は大きいので、これは地方のメリットといえます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a777e6899dc62ef869e5317d4b4888ddefaa363