【モスクワ=小柳悠志】プーチン大統領は四日、サンクトペテルブルクの国際経済フォーラムで演説と会見を行い、ロシアで外国人がロシア製の新型コロナウイルスワクチンを
有料接種できるよう検討すると明らかにした。世界的なワクチン需要の高まりを背景に「官製ワクチンツアー」を催して、自国のワクチンをPRする狙いとみられる。

 十六日に予定されているバイデン米大統領との首脳会談に関し「米国は経済制裁によってロシアに内政干渉を試みている」と述べ、米側をけん制した。

 ベラルーシ当局が領空を通過していた旅客機を強制着陸させ、反政権派の記者を拘束したことについては「ロシアの情報機関は関与していない」と主張した。

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