千葉県船橋市の住宅に火をつけてこの家に住む会社役員の男性を殺害したとして、元親族の男が4日に逮捕された
事件で、男が被害者の男性から借金をしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は金銭をめぐるトラブルがなかったかなど、いきさつを調べています。

東京・港区の一倉大悟容疑者(30)は、ことし4月、船橋市の住宅に火をつけてこの家に住む会社役員の
渡邉和彦さん(65)を殺害したとして、4日、殺人や放火の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、調べに対し火をつけたことは認めていますが、容疑の一部を否認しているということです。
一倉容疑者は渡邉さんの元妻のおいに当たり、捜査関係者によりますと、これまでの調べで渡邉さんから借金を
していたことがわかっているということです。

また、ことし4月に現場の住宅からおよそ100万円相当の絵画を盗んだとして逮捕・起訴されていますが、
その絵画は売却していたということです。
警察は2人の間に金銭をめぐるトラブルがなかったかなど、いきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210605/1080014687.html