「キュウリ」の卸値が平年と比べて8割も高騰。野菜の相次ぐ値上がりで、食卓への影響は…。

 家計を握る主婦たちを困惑させているのは野菜の高騰。

 東京都中央卸売市場によりますと、先週末、キュウリの卸売価格は平年と比べ、なんと8割もアップ。

 また、同じく夏野菜のナスも卸売価格が上がった影響を受けて店頭での価格は3割ほど上がっているといいます。

 ところ変わって名古屋の青果店では葉物野菜が驚きの値段に…。

 八百屋の壮・平林壮章店主:「ホウレンソウも先週まで2束108円で売っていたのが、きょうは1束で214円。びっくり。3、4倍になっちゃってます。例年よりも梅雨が早めに来ちゃって、それの影響で(野菜が)高騰している…」

 野菜高騰の影響はこんなところにも。中華麺店「喜楽」では先月28日から冷やし中華の販売が始まりました。しかし、キュウリの仕入れ価格は2倍ほどになったといいます。

 中華麺店喜楽・林茂夫店主:「きついですけど、やり始めたばかりですから、やらないわけにはいかない。食感という意味では大事。見た目と」

 さらに追い打ちを掛けるのが今月1日から始まった「食用油」の値上げ。

 中華麺店喜楽・林茂夫店主:「こればっかりは、ないとできないのでしょうがないです。なんとか、やりくりしてくしかない」

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