在留資格を違法に取得して入国したとして、神奈川県警国際捜査課は26日、入管難民法違反の疑いで、韓国籍の会社経営、パク・スジン容疑者(32)=大阪市中央区南船橋=を逮捕したと発表した。容疑を否認している。

逮捕容疑は令和元年12月6日、実体のない貿易会社の従業員を装い、同社で働くとする虚偽の内容を申請して不正に入国したとしている。

同課によると、パク容疑者は昨年12月に一度出国。今年4月に今度は営業実態のある着物のレンタル、販売などを行う会社の経営者として再度入国したことから、同課が元年の違法行為について捜査を進めていた。同課はパク容疑者周辺の関係者を調べるなど、事件の詳しい経緯を捜査する方針。
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