神戸市は31日、大学を卒業したにもかかわらず、受験資格が高校卒までに限定された労務職の試験を受けて採用されていたとして、
水道局の技術職員の男性(44)を懲戒免職処分とした。

 発表によると、男性は2000年度、高卒と偽って職員採用試験を受験して合格し、01年に市職員となった。
06年度に同市で職員の学歴詐称が問題となり、全庁的に最終学歴の調査を実施した際にも、うその報告をしていた。

 男性は「大卒が対象の採用試験に合格するのは難しいと思った」などと話しているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210601-OYT1T50128/