ハッカー集団「DarkSide」からランサムウェア攻撃を受けた米石油パイプライン大手のColonial Pipelineは既に身代金をおよそ500万ドル(約5億5000万円)支払ったと、
米Bloombergが5月13日(現地時間)、この件に詳しい2人の情報筋の話として報じた。

 Bloombergによると、Colonialは攻撃後数時間以内に暗号通貨で身代金を支払ったという。
身代金を受け取ったDarkSideは人質にとったデータの復号ツールを提供したが、復号に非常に時間がかかるツールだったため、
Colonialは独自のバックアップでシステムの復元をする必要があったと情報筋の1人は語った。

 7日に攻撃を受けたと発表したColonialは、12日にパイプラインの操業を再開したと発表した。

ランサムウェア攻撃を受けたColonial、500万ドルの身代金を支払ったとの報道
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/14/news056.html