宮崎県庄内地方に「熊襲踊り」という郷土芸能が伝承されているが
それはヤマトタケルに征服された熊襲を舞踊化したものだという

ところが踊りの内容は、熊襲が征伐されたことを喜んでいる住民の踊りなのである
自らを征服者ヤマトの側に置き、同胞と祖先を見下す、アイデンティティの歪みが見受けられる