裕仁皇太子「台湾行啓」宴会料理を再現=南部・台南ホテル

(台北中央社)後に昭和天皇となった皇太子裕仁親王が台湾行啓(ぎょうけい)の際に食べた宴会料理を再現したコース料理「摂政宮皇太子御宴」が南部・台南市内のホテル「シルクスプレイス台南(台南晶英酒店)」で提供されている。半年かけて文献調査を行い、専門家の協力の下、試作を重ねて完成させたという。

日本統治時代の1923(大正12)年4月、裕仁親王は摂政の立場で台湾に12日間滞在し、各地を視察した。宴会で出された料理は「台湾料理」の基礎になったとされる。同ホテルによれば、コース料理は当時の新聞記事を参考に料理人の解釈を交えて再現された。

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https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202105060008.aspx

皇太子裕仁親王が台湾行啓の際に食べた宴会料理を再現した「摂政宮皇太子御宴」=シルクスプレイス台南提供
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