新型コロナ感染者の「重症者」の人数が全国で過去最多を更新した2日、各地の観光地では、去年のゴールデンウイークと比べ、人出が大幅に増加していることが分かりました。

東京や大阪など4都府県に緊急事態宣言が出る中で迎えたゴールデンウイーク4日目の2日。

全国の観光地などの人出を1年前の同じ日曜日と比べると、まず、新規感染者の発表が2日に過去最多を更新した北海道では、札幌でおよそ3倍前後増えています。

同様に、2日に過去最多の感染発表となった石川県では、観光名所の多い金沢で去年と比べ7.3倍もの賑わいとなっていました。

そのほか、全国の観光地で人出が大幅に増加しているのは、三重県の伊勢神宮で75.4倍、長野県の上高地で10.8倍、軽井沢で2.9倍、福岡の天神駅で4.6倍、神奈川県の江ノ島で4.2倍、箱根で2.8倍などとなっています。

 新型コロナの感染者のうち、重症者の数が2日、全国で1050人となり、第3波の1月の人数を超えて過去最多を更新していますが、こうした中で各地の人出は、全国に緊急事態宣言が出されていた去年のゴールデンウイークと比べ、大幅に増えている状況が見て取れます。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4259520.html