バイデン大統領のワクチン支援、韓国は後回しにされた

■米国がワクチン余裕分を海外へ支援か
■まずはカナダなど隣国に優先供給の見通し
■米国政府「当面は米国内での接種に集中」
■「ワクチン・スワップ」などと騒ぎ立てた韓国には悪材料

米国のバイデン大統領は21日(現地時間)、コロナワクチンの海外への支援について「海外にそれ(ワクチン)を送るのは確実なくらい十分に確保している。(今後)可能になると期待している」と述べた。

またカナダ首相と電話会談を行った事実を公表した上で「中米など米国が支援できると確信する他の国もある」との考えも示した。

米国務省のプライス報道官は「米国は公衆衛生分野においてリーダーシップを発揮してきた」「カナダやメキシコをはじめとして(対中国の枠組みである)クアッドとも関連する協議を行った」と明らかにした。

これらの動きを総合すると、米国は現時点で国内での接種に力を入れており、海外にワクチン支援を行う場合でも、カナダやメキシコなどの隣国→クアッドに参加している日本、オーストラリア、インド→それ以外の同盟国や開発途上国、の順に行うということだ。

バイデン政権の「ワクチン・アメリカーナ構想」において、70年にわたる血盟の韓国は「二流同盟」とされ、後回しとなる可能性が高まっているのだ。

2021/04/23 09:21
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