国民の58%が「慢性的に鬱憤」 腐敗政治に最も憤怒=韓国調査

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル大保健大学院の研究チームは21日、
韓国社会の鬱憤(うっぷん)に関する調査結果を発表し、国民の58.2%
が中程度の、あるいは深刻なレベルの鬱憤を感じる「慢性的な鬱憤」状態に
あると明らかにした。比率は2018年(47.3%)に比べ10.9
ポイント上昇した。

 研究チームは調査会社ケイスタットリサーチに依頼し、2月下旬に全国の
成人1478人を対象にオンライン調査を実施。各質問項目について、「全く
鬱憤を感じない」との回答を1点、「非常に鬱憤を感じる」を4点として
平均値を算出した。
 社会・政治的な事案が引き起こす鬱憤16項目のうち、回答者が最も鬱憤を
感じたのは「政治・政党の不道徳と腐敗」(男性3.57点、女性3.51点)
だった。次いで「政府(立法・行政・司法)の不正や過ちの隠蔽」(同3.53
点、3.47点)、「マスコミの沈黙・歪曲・偏向報道」(同3.51点、
3.47点)の順となった。(略)
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