福岡県警行橋警察署は、17日、北九州市に住む60代の女性を無免許運転の疑いで誤認逮捕したと発表しました。
警察によりますと、17日午前2時ごろ苅田町の国道で警ら中の機動警察隊が、車体から木材がはみ出た普通乗用車を発見し職務質問しました。
車を運転していた60代の女性に免許証の提示を求めたところ、「持っている」と話し車内を探しましたが見つからず、
女性が名乗る名前で免許証の照会をかけたものの、該当しなかったということです。
女性が「トイレに行きたい」などと言い現場から離れようとしたため、無免許運転の疑いでこの女性を現行犯逮捕しました。
その後の調べで、女性のバッグの中を探したところ、免許更新を知らせるハガキが見つかったということです。ハガキに書かれた
免許証番号で照会したところ該当し、警察は逮捕から約2時間半後に女性を釈放しました。
免許証の照会では、名前の読み仮名もしくは、免許証番号のみでしか検索ができず、女性が名乗る名前とは異なる読み
仮名で登録されていたため、今回のような事案が起きてしまったということです。
行橋警察署・松尾俊治副署長は「関係者に謝罪申し上げるとともに再発防止に努める」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd3c884979c97763417eec1acda68b0e3f330eb5