AP通信は16日、開幕まで100日を切った東京五輪について「開催される、ただし名ばかりで」と題した批判的なコラムを配信した。記事では「他の選択肢を取るには(開催の方に)
多額の金をかけている」として、新型コロナウイルスの逆風が吹く中でも大会は開催されると断言。海外からの観客の受け入れ断念や、選手同士の交流制限を挙げ「喜びや魅力、
高い理想を奪われた名ばかりの五輪となる」とした。
国内の観客を制限して入場させることになっても「この五輪は本質的にテレビ用につくられたイベントになる」と指摘。放送権料に支えられている国際オリンピック委員会(IOC)、
膨大な費用を負担している日本政府、プレーしたい選手たちはいずれも実施を望んでいるとした。(共同)
https://www.sanspo.com/sports/news/20210417/oly21041710310002-n1.html