忘年会は岡山大100%で酔いませんか? 1日に発売された純米大吟醸「おお岡大」は、岡山大農学部が育てた米だけを使い、岡山市の酒造会社で、岡大生も加わって醸した「純岡山大」酒だ。大学関係者たちが消費を呼びかけている。

 口に含むと、大吟醸にしては甘めの香りがふわっと広がり、のどを過ぎると後口がすきっと抜ける。

 この酒の名「おお岡大」は、岡山大の学生歌にちなむ。ラベルには歌詞が印刷されている。岡山大発足から4年後の1953年、文学部の学生が作詞し、当時は盛んに歌われたが、最近では、存在すら知らない学生が増えたという。開発に関わった農学部の神崎浩教授は「再び学生歌をみんなに歌って欲しいという思いを込めています」と話す。

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