>離礁費用、船の修繕費は当社が負担する
2021/3/26
https://www.jmd.co.jp/article.php?no=266156

>離礁作業の費用も船体と機械設備の保険でカバーされる。
2021/3/25
https://jp.reuters.com/article/egypt-suezcanal-ship-insurance-idJPKBN2BG3H1

保険会社もリスクを分散する。再保険の仕組とは

保険商品の本質は「リスク回避」です。生存リスク、事業リスクなど、リスクへの補償には、保険加入で対処しようと考えます。ですが場合によっては加入している保険であっても防ぎきれないリスクも存在します。そのために、保証を事業化している保証会社や金融機関、そして保険会社なども自社の事業リスクを回避するために「再保険」を行っています。今回は「再保険」についてご紹介します。
保険会社は保険加入者から集めた保険料を積み立てることで保険金の準備をしています。これが「責任準備金」と呼ばれるものです。

保険会社として通常の運用をしていれば、この責任準備金が不足するという事態はなかなか起こらないでしょう。しかし、大規模な事故、自然災害といった想定を上回るようなことが起こるケースも考えられます。

一度に巨額の保険金を用意しなくてはならなくなった時に責任準備金が不足する事態は避けなくてはなりません。そのため、保険会社も保険に入ることでリスクを分散させているのです。

多額の保険請求が集中しがちな損害保険
再保険は一般的に生命保険よりも損害保険の分野で数多く利用されています。なぜなら損害保険のほうが多額の保険請求が集中する傾向にあるからです。

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保険会社は上記のような再保険の仕組みを利用してリスクを分散しています。中には何百社という保険会社が関わることもあるスケールの大きな仕組みです。一般顧客である私たちが直接触れることはありませんが、保険会社に興味があるなら知っておいてもよいでしょう。
https://job.career-tasu.jp/finance/articles/063/