愛子さまのティアラ 予算つかず
2021.03.26 17:50 テレ東ニュース

きょう成立した21年度予算にことし成人される愛子さまのティアラ代が宮内庁の予算としては
盛り込まれなかったことがテレビ東京の取材で分かりました。
ティアラは成年皇族が宮中晩餐会など公式の場で付ける髪飾りです。
宮内庁では「新型コロナの状況に鑑み盛り込まなかった」としています。

ティアラの制作は秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまが成人されたとき初めて企画コンペによる
公募が行われ大手宝飾品製作のミキモトが受注しました。
長女の眞子さまが成人されたときは指名競争入札で和光が落札していました。

予算はイヤリングなどとあわせそれぞれおよそ3,000万円で、宮内庁が管理する公金から
支出されました。そのためティアラは国有財産で、皇族が皇室を離れられるときは返還されます。

ティアラの制作費を今後補正予算に盛り込むことは想定できず、愛子さまのティアラは
いわゆるお手元金とよばれる皇族の日常費で制作するか、他の皇族が
大切に使われていたものを引き継ぐことになります。

天皇陛下の即位に伴い皇后さまは上皇后さまから、紀子さまは皇后さまから、
それぞれ由緒あるティアラを引き継いだとされています。

https://www.tv-tokyo.co.jp/news/txn/news_txn/post_223920
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/images/thumbnail/txn/20210326_news_ns08_60eecee0a3c100fc_9.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=tjuKlbhkzZ4