眠らない街、新宿歌舞伎町で夜間のみ営業している「ニュクス薬局」が混み始めるのは深夜2時頃からだ。
深夜0時ごろ閉店し、片付けやミーティングを終えたホストやキャバクラ嬢たちを中心に、さまざまな人が深夜に薬局を訪れる。

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 そんな「ニュクス薬局」を一人で切り盛りするのは薬剤師の中沢宏昭氏。
ここでは、同氏が体験したエピソードを、歴史・文学関連を中心とした執筆活動を行う福田智弘氏がまとめた一冊『 深夜薬局 歌舞伎町26時、いつもの薬剤師がここにいます 』(小学館集英社プロダクション)より引用。
中沢氏のもとを訪ねる人々とのやり取りを紹介する。(全2回の1回目、 後編 へ続く)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c233ebe86e3aebcc1bfc6003a338be603af8425