>>342
さてはあなた、官僚組織と言うのをご存知無いね?
法律を作るのは国会議員だと思ってるでしょ
実際は議員が法律作って提出する例ってかなり少なくて、大体は官僚が作って国会議員や内閣に提案したやつがそのまま審議にかけられてるんだよ

セクシー大臣がクソゴミ法案出しまくってるのもそう。大臣というのは名目上は省庁のトップだけど、内閣が変わるたびに入れ替わるから、省内での実質的なトップは事務次官っていう人なんだ。
大臣っていうのは下から上がってきた案件にサインとハンコして右から左に流すだけ見たいな力(能力・経験・知識)の無い立場である場合が多い。
何十年もその省に勤めて昇進してきた事務次官に言われたら、新米大臣なんてわけが分からずOKするのも無理ないでしょ。
1つの感覚として、省庁は省益というものを大事にしてる。色々な庁を作ったり新組織を作って組織を拡大して権限を増やしたいと思うのは、エリートならではの発想だと思うし人情だよね。事務次官っていうのはこの省益を伸ばす人が推薦されやすいんだよ
こないだの移民法緩和も外務省が作った法案だったよ。
余談だけど最近の日本では財務大臣だけは何代も連続して麻生太郎財務大臣が勤めてるから、財務省は最近かなり静か。何代も財務大臣をやって経験も知識もある麻生太郎大臣が上手くコントロールしてるんだなと感じられる
これが日本の隠れた権力者・実力者と言われてる官僚組織だ。選挙も無いからここの力が付きすぎてるのが問題だよね。

最近まで国民の選挙で選ばれた国会や内閣は、この政策のプロ集団である省庁の人事権に介入できなかったんだけど、最近まで総理をしていた安倍晋三が2回目に総理になったとき、まず最初に力の付きすぎたこれらの省庁をけん制するために、官僚の人事権を内閣と国会に一部移すことにしたんだ
そしたら法務省からモリカケのリークがあって、凄まじい安倍おろしがあったよねw あれが収まって、今ではしっかりと官僚の人事権が内閣と国会に一部移ったから、ようやくこの官僚組織に民意の手が入る余地が出てきたって感じだけど、セクシー大臣とか見てるとまだまだだなって思うよね。