中国メディア関係者でブロガーの「陳生大王」氏が2日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで自身の悲惨な体験について投稿し、ネットユーザーから反響が寄せられている。
日本で生活する同氏は、2年ほど前に東京に移住してきた自分より5〜6歳年上の夫婦について紹介した。夫婦は金持ちと見えて、来日してすぐに港区の大きなマンションを購入。妻は全身グッチで決め、
夫はベントレー購入を考えているという。日本語が話せず、東京に友人も少ないため、よく同氏を遊びに誘うそうだ。
夫婦は自宅に招いて火鍋などを振る舞ってくれるというが、酒は良いものが用意されている一方で、食材は質素な冷凍品ばかり。「日本には和牛がたくさんあるのに、彼らはアジア系の商店で
冷凍肉ばかりを買っている」という。同氏は付き合いを続けるうちに、夫婦が外食をほとんどせず、スーパーでは見切り品ばかりを選ぶなど、食に関しては「異常なほどの倹約家」であることに気付いたという。
「それぞれの消費習慣があり、良いも悪いもない」と考えていたものの、このほど自宅に招待された時に悲劇は起きた。夫婦は生食用ではないサーモンやエビ、カキなどをすべて刺し身にして
メイン料理として運んできたという。困った同氏が思い切ってそのことを指摘したところ、夫は「大丈夫。日本の海水はきれいだから、みんな同じだよ」と一言。
同氏は招待されている手前、断り切れずに仕方なく口にしたものの、恐縮しながらパッケージのラベルに「インドネシア産」と書かれていることを伝えたという。
同氏のこの投稿に対し、他のネットユーザーからは「はははは、気まずすぎるな」「怖すぎて息が詰まる」「寄生虫に気を付けてね」「自分で節約するのは良いけど、
客人をこんなふうにもてなすのは…」「節約する気持ちはわかるけど、友人にかける金もケチるのは理解不能」「食費をケチって病気にでもなったらもっと
お金がかかるのにね」「相手にはっきり言うべきだよ」「今後は付き合いを控えた方がいい。自分の体が大事でしょう」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
https://www.recordchina.co.jp/b872855-s25-c60-d0052.html