中国が2021年3月1日から台湾産パイナップルの禁輸を決めたことを受け、台北近郊の桃園市の鄭文燦市長は自身のツイッターで「決してたじろぎません」と日本語で決意表明した。
中国市場が失われる分、日本市場へのアピールを強めたい考えだ。
ツイートは2万5000リツイートを超えるなど大きな反響を呼び、日本のユーザーからは「全力で買います」「加油!台湾!」と応援の声が寄せられている。
中略
蔡英文総統も2月26日、自身のツイッターで「オーストラリア産ワインに続いて、
中国の不公正な貿易慣行が今度は台湾パイナップルを標的にしている」と英語で投稿し、中国側の対応を非難した。
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そうした中、桃園市の鄭文燦市長は26日に自身のツイッターを更新。日本語で、次のような思いを語った。
「中国は3/1からの輸入禁止を発表しましたが、我々はそれでも決してたじろぎません。
台湾の農民が苦労して育てた美味しくジューシーなパイナップルは、台湾のみならず、日本の方にも愛されています。
まだ召し上がったことのない方は、ぜひ台湾産のパイナップルをお試しください」
「どんどん輸出して下さい」の声も
鄭市長のツイートは28日までに2万5000リツイートを超える反響を呼び、日本のツイッターユーザーからも、
「全力で買います」
「早速ネットで購入しました」
「加油!台湾!」
と応援の声が集まった。ただ、国内のスーパーなどで台湾産のパイナップルを見かける機会は少ないとして
「日本にどんどん輸出して下さい」「もっともっと宣伝してください」という要望も多くみられた。
中国がパイナップル禁輸なら日本市場へ 台湾・桃園市長、日本語で「決してたじろぎません」
https://www.j-cast.com/2021/02/28406025.html?p=all