手押しトロッコで北朝鮮から帰国、ロシア外交官一家 コロナ国境封鎖で
https://www.afpbb.com/articles/-/3333817

ロシアの外交官と家族ら8人が、新型コロナウイルス流行を受けて厳格な国境封鎖を実施している北朝鮮から、
手押しトロッコを使って自力で帰国を果たしたことが分かった。3歳の女児も一緒だったという。

 ロシア外務省が25日夜、暗号化メッセージアプリ「テレグラム」の公式アカウントに投稿した動画には、女性らが乗った、
スーツケースを満載したトロッコを、三等書記官のウラジスラフ・ソロキン氏が押して、国境の鉄道橋を越える様子が映っている。

 北朝鮮では厳格な国境封鎖のため、飛行機は全便キャンセルされ、国際列車も運行してない。

 一家は、平壌から列車で32時間かけて移動した後、バスに2時間揺られて国境に到着。トロッコで少しずつロシアへと近づきながら手を振り、歓声を上げた。
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