米軍ヘリ、低空飛行常態化 新宿上空で動画撮影し確認
2021/2/24 07:01 毎日新聞

在日米軍所属のヘリコプターが新宿駅(東京都新宿区)周辺の上空で、日本のヘリであれば航空法違反にあたる
高度300メートル以下の低空飛行を繰り返している。毎日新聞は昨年7月以降、こうした飛行を12回、その疑いが
ある飛行を5回確認した。JRと私鉄を合わせた1日の乗降客が世界最多の約350万人に上る新宿駅の真上を地上
約200メートルの高さで通過し、周辺のビルをかすめるように飛ぶこともあった。首都の中心部で危険と隣り合わ
せの飛行が常態化している。

全国の米軍専用施設の約7割が集中する沖縄では米軍戦闘機による低空飛行や騒音の問題が繰り返し起きて
いる。一方、東京の中心部でも港区六本木にある米軍基地「赤坂プレスセンター」のヘリポート周辺で騒音などの
問題が指摘されてきた。米軍が実際にどのような飛行をしているのか。実態を明らかにするため、毎日新聞は
昨年7月から約半年かけて新宿区にある都庁第1本庁舎展望室など高さ200メートル級の複数地点から飛行状況
を調査した。

https://mainichi.jp/articles/20210223/k00/00m/040/217000c

東京・新宿駅付近を低空で通過するブラックホーク
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/02/23/20210223k0000m040223000p/9.jpg

特権を問う・米軍ヘリ首都異常飛行(1)
https://www.youtube.com/watch?v=NoEridoTzBY
https://img.youtube.com/vi/NoEridoTzBY/0.jpg

特権を問う・米軍ヘリ首都異常飛行(2)
https://www.youtube.com/watch?v=3hJPwYla98A
https://img.youtube.com/vi/3hJPwYla98A/0.jpg