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 中国はアメリカ同様、58協定の締約国ではないため、紅旗・H9はこれらの試験をまず受ける必要がありました。

 ガス検と騒音試験は主に国が指定する主に3つの専門機関で試験を受けます。

 紅旗・H9はいずれも一発合格となりました。同時に受けた別の外国製中古車は複数回不合格になっていたそうです。

 紅旗・H9は、中国が2020年から適用する独自の排ガス基準「軽型汽車汚染物排放限値及測量方法(中国第六階段)」(日本語訳 小型自動車車排出ガス基準及び計測方法(中国第六段階)、通称 「国VI」(くにろく)をクリアしているため、ガス検などの試験も余裕で合格したとのことです。

 なお、中国独自の排ガス規格「国VI」は基準の異なる「国VI a」と「国VI b」が存在し、新車に対して前者は2020年7月までに、後者は2023年7月までに満たすことが義務付けられています。

 とくに「国VI a」は欧州連合(EU)が制定する最新基準の「EURO 6」よりも厳しい基準です。

 紅旗H9は、その厳しい「国VI a」に適合しているのですから、日本での排ガス試験も特段難しいことではなかったのでしょう。
https://kuruma-news.jp/post/347840/2