https://www.sankei.com/world/news/210202/wor2102020023-n1.html
【ソウル=桜井紀雄】
韓国国防省は2日、2年ごとに発行している国防白書の2020年版を発表した。
日本について18年版で、平和と繁栄に向けて共に「協力していくべきパートナー」としていた表記を、今回は「協力していくべき隣国」との表現にとどめた。

韓国メディアは日韓関係の悪化を反映した“格下げ”との見方を伝えている。

20年版白書は、18〜19年の海上自衛隊哨戒機に対する韓国艦艇からのレーダー照射問題で、日本側の「事実をごまかした一方的な発表」などで両国の国防関係が難航したと指摘した。

国防省当局者は、今回の表記変更について、日本による輸出管理措置などを考慮し、「隣国が妥当だと判断した」と説明した。