未成年者がオンラインゲームを利用し、高額課金されるトラブルが県内で増えている。
昨年四〜十一月に県や市町村に寄せられたゲーム関連の相談では、特に小学生にかかわる内容が前年同期の一・九倍に増加。
子どもが保護者のスマートフォンやクレジットカードを無断で使っていることが多く、県は端末やカードの管理の徹底を求めている。 (戸川祐馬)
 県の県民生活課によると、昨年四〜十一月のゲーム関連の相談は計二百六十四件。
うち未成年者のトラブルが百七十九件で、前年同期比55・7%増となった。中でも小学生は八十八件とほぼ半数を占めた。
 ゲームでは、有利になるアイテム(道具)を入手する際などにお金が必要で、クレジットカード情報が登録されている保護者のスマホを子どもが操作したり、
保護者の外出中や就寝中にカード情報を入力したりして購入するケースが多い。
カード会社や携帯電話会社から送られた請求明細で発覚し、合計で二百万円に上るケースもあった。
 未成年者の相談件数を月別で見ると、五月が三十八件と最多で、次いで七月が三十四件。
新型コロナウイルスの感染拡大で学校が一斉休校になって自宅で過ごす中、ゲームをする機会が増えたことが...

小学生利用の高額課金急増 オンラインゲーム
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