親の遺体、冷凍庫に10年放置か…48歳娘、容疑で逮捕 東京・葛飾


東京都葛飾区の都営アパートの一室で押し入れの冷凍庫から女性の遺体が見つかった事件で、
警視庁亀有署は29日、死体遺棄の疑いで、この部屋に直前まで住んでいた無職、吉野由美容疑者(48)を逮捕した。
「母親の遺体を冷凍庫に隠した。亡くなってから10年ぐらいたっている」などと容疑を認めているという。
同署は、遺体は同居していた70代の母親とみて確認を進めている。

捜査関係者によると、吉野容疑者は家賃滞納で立ち退きを求められ、1月中旬に部屋を引き払った。
27日に清掃に訪れた作業員が遺体を見つけ110番通報。
遺体は冷凍庫に入れられ、下半身が凍った状態で腐敗も進んでいたという。

警視庁は連絡の取れなくなった吉野容疑者が事情を知っているとみて行方を追い、29日に千葉市内のホテルで身柄を確保した。

吉野容疑者は
「外出から帰ってきたら母親が死んでいた。母親名義で契約していたアパートに住めなくなると思い、遺体を隠し続けた」
と話しているという。

逮捕容疑は数年前から今月27日ごろまで、
葛飾区新宿の都営アパート一室で同居していた母親とみられる女性の遺体を冷凍庫に放置したとしている。


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