ボルダリング施設で転落死、命綱つけ忘れたアルバイトら書類送検へ
2021/01/28 20:45 読売新聞

栃木県那須町の遊園地「那須ハイランドパーク」で2019年8月、遊具から男性客が転落死した事故で、
安全注意義務を怠ったとして、県警は当時の遊具担当だったアルバイト従業員(20)と、現場責任者で
40歳代の元社員を業務上過失致死の疑いで書類送検する方針を固めた。

事故は19年8月5日、屋内のボルダリング施設で発生。神奈川県の男性(当時51歳)が命綱をつけずに、
高さ約5メートルの踏切台から、空中につるされたサンドバッグに飛び移る遊具を利用して転落死した。

運営会社「藤和那須リゾート」が設置した安全委員会は、命綱はアルバイト従業員がつけ忘れたと結論
づけていた。捜査関係者によると、現場責任者は事故の9日前に働き始めたアルバイト従業員に遊具の
運営を任せていたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210128-OYT1T50282/
転落事故が起きたノボランマ
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190805004324_commL.jpg