市女性職員「ストレス重なった」…隣席男性との間に黒い厚紙?の仕切り設置

 鹿児島市役所に勤める女性主事(20歳代)が昨年10月、隣席の男性主査(50歳代)との間に正当な理由なく仕切りを設置していたことが分かった。
数日後に撤去されたものの男性は出勤できない状態が続いており、市人事課は「不適切な対応だった」として25日に女性に指導を行った。

 同課によると、昨年10月16日、男性が出勤した際に、着席した際に目線ほどの高さになる黒い厚紙のような仕切りがあることに気付いた。
男性は嫌がらせと感じて早退し、以降、出勤していないという。

 女性は市の聞き取りに対し「男性と働く中でストレスが重なり、いっぱいいっぱいになって思わず立ててしまった」と話している。

 同課は、男性の復職時に異動などの対処を検討するとしている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210126-OYT1T50101/