湯沢など年末年始スキー客減少 GoTo停止響く

 新潟県内スキー場の年末年始(12月29日〜1月3日)の利用客数がまとまった。
首都圏からの客が多い湯沢町や妙高市は、新型コロナウイルスの感染拡大と政府の観光
支援事業「Go To トラベル」の一時停止の影響で前年から激減した。

 湯沢町では全11スキー場が営業したが、利用客数は9万2820人で前年同期比45
・8%減少した。町観光協会は「首都圏の客が7割以上を占め、『Go To』の一時
停止が大きかった。昨年12月の関越道立ち往生や年末寒波も、出控えにつながったのでは
ないか」と推測する。
 8スキー場が営業した妙高市は4万1320人で、同比約35%の減。妙高市も「Go 
To」の影響を指摘した上で、「不要不急の外出を自粛するムードの中、来てくれとは
言えなかった」と苦境を明かす。
 南魚沼市は前年、記録的な暖冬少雪のため6カ所の営業にとどまったが、今年は9カ所
が営業した。利用客数は6万440人で同比33・1%の増加。ただ、2年前との比較では
43・7%減となった。市商工観光課は「首都圏などへの発信が難しかったことが影響した」
とみている。(略)
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20210124594827.html