半年後に迫った東京オリンピックについてWHO=世界保健機関の危機対応の責任者は
「実現するための最もよい方法は感染を収束させることだ」と述べました。

1年延期になった東京オリンピックの開幕まで23日で半年です。

WHOの危機対応の統括、ライアン氏は22日、定例の記者会見で東京オリンピックの開催について
問われたのに対して「WHOはオリンピック開催の決定に関与する立場にはない」と改めて強調したうえで
「実現するための最もよい方法は感染を収束させることだ」と述べました。

ライアン氏は、日本は去年、感染の拡大を抑え込んだと指摘し「いつでも日本政府やIOC=
国際オリンピック委員会に技術的な助言をしていく」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210123/k10012829381000.html