ツイッターが在米中国大使館のアカウントを一時凍結
1/22(金) 15:26
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TBS系(JNN)

 ツイッター社は20日、在アメリカ中国大使館のアカウントを一時凍結したことを明らかにしました。中国の新疆ウイグル自治区の少数民族をめぐる投稿で規約違反があったということです。

 一時凍結されているのは、およそ8万人のフォロワーがいる在米中国大使館のアカウントで、問題の投稿には警告が表示され、閲覧できないようになっています。

 ロイター通信などによりますと、今月7日のこの投稿は「ウイグル族の女性は、もはや子づくりの機械ではなくなった」との内容の英文です。新疆ウイグル自治区内をめぐっては、欧米諸国から「新疆ウイグル自治区内で不妊手術が強制されている」との非難が出ています。

 ツイッターは「人間性を奪うことに反対する規約に違反したため、措置を講じた」との声明を発表していて、一時凍結はこの投稿が削除されるまで続くということです。

 「中国も被害者だ。新疆に関わる問題について中国へのニセ情報が多い」(中国外務省 華春瑩報道官)

 一方、中国外務省の報道官は21日の記者会見でこう述べ、新疆ウイグル自治区で不妊手術の強制が行われているとの指摘に反論しました。その上でツイッター社に対し「ダブルスタンダードを持たず、何がニセの情報で、何が真実かを見極めるよう望む」として凍結措置の解除を求めました。(22日11:23)
https://news.yahoo.co.jp/articles/217b3a97b64e1570685ce2caacf2e2d3ff037fb6