違法薬物パーティ―か ベトナム人カラオケバー摘発
18日 16時33分

 薬物パーティーが常習的に行われていたとみられる東京・巣鴨のカラオケバーが摘発され、14人が逮捕されました。緊急事態宣言下でも朝まで営業を続けていた店に、深夜、防護服姿の捜査員が踏み込みました。

 捜査員が踏み込んだのは、今回の緊急事態宣言下でも看板の明かりを消して毎日朝まで営業を続けていたカラオケバー。薬物パーティーが常習的に行われていたとみられる店です。これまでに、従業員や客ら20人近くが違法薬物の所持や使用などの疑いで逮捕されているほか、去年10月には、MDMAや覚醒剤の過剰摂取で客が死亡していたといいます。

 警視庁はこの日、店長のベトナム人、グエン・バン・トゥェン容疑者(33)と、従業員のグエン・チョン・ブイ容疑者(28)ら14人を逮捕しました。トゥェン容疑者とブイ容疑者は、在留資格とは違う店の仕事をした入管難民法違反の疑いがもたれています。

 家宅捜索では、椅子の下にある収納スペースからケタミン15袋とMDMAあわせて61錠が見つかり、客らも逮捕されました。店はベトナム人しか入れないシステムで、捜査員が踏み込んだ際、40人以上の客がいましたが、多い時には80人ほど集まることもあったといいます。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4176661.html