立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は14日の参院内閣委員会で、同党の羽田雄一郎元国土交通相が新型コロナウイルス感染により急死したのは、不十分なPCR検査体制に原因があると政府を追及した。
同じ参院長野選挙区選出の同僚の死に涙し「すぐに検査を受けられれば、こんなことにはならなかった」と訴えた。

羽田氏は昨年12月23日に陽性者との濃厚接触の疑いが分かり、24日にPCR検査を申し込んだが断られた。予約できた検査は27日で、向かう途中の車内で容体が急変。搬送先の病院で死去した。

厚生労働省の大臣官房審議官が検査可能件数は改善されてきたと答弁したが、杉尾氏は「その態度はなんだ」と声を荒らげた。

https://www.sankei.com/politics/news/210114/plt2101140006-n1.html

実際は…

「たいした熱じゃないから…」PCR検査断った立憲・羽田雄一郎参院議員の悲劇 

羽田氏の体調の異変は12月24日のクリスマスイブだった。羽田氏の支援者は亡くなる直前の様子をこう話す。

「37度を超える発熱があり、念のため、保健所にも連絡。PCR検査をどうするかと聞かれたそうです。ただ高熱でもないと判断し、コロナの拡大で
多忙な保健所、医療機関に迷惑をかけるのもと慮ったようです。『たいした熱でもないから』と断り、自宅で静養したそうです。25日には熱も下がったので、会合などはキャンセルして引き続き、自宅で静養していたそうです。26日は羽田氏の妻の誕生日で、お祝いもあり、ずっと東京の自宅にいた」

https://dot.asahi.com/wa/2020122800020.html?page=1