>>220
21世紀に入ってから、近世中世日本史学者はあちこちで新史料発見に立ち会えるようになった。
なぜかというと、古文書をたくさん抱えた古くからの名家が、相続問題や後継者問題で苦しむようになったから。
そんな名家は、たとえば、先祖代々受け継いだ土蔵を(いやいや)大掃除し、敷地を更地にして相続税を払ったりする。
いままでなにを歴史学者はやっていたのだ、と怒られても、古文書を読ませてくれなきゃ研究は前進しない。
学者は遊んでたわけじゃないのです。許してやってくださいよ。