シンガポールで新型コロナ変異種感染確認
シンガポール保健省は、同国で新型コロナウイルス変異種の感染者が初めて確認されたと発表した。感染者は、最近英国から帰国した大学生の女性（17）。ザ・ストレーツ・タイムズが報じた。
報道によると、変異種に感染した学生は8月から英国に滞在し、12月6日に帰国した。7日に発熱し、8日にコロナ検査で陽性が確認されたという。
シンガポール保健省は、英国での新型コロナウイルス変異種の感染拡大を受け、同国の国立公衆衛生研究所が欧州から最近帰国した新型コロナウイルス感染者たちへのゲノム解析を実施していると強調した。
保健省は、欧州から帰国した別の11人も新型コロナウイルスの変異種に感染している可能性があると指摘した。
英国で発見された新型コロナイルスの新たな変異種は、オランダとデンマーク、オーストラリアでも発見された。世界保健機関（WHO）は変異種の出現を受け、英国当局と「緊密な連携」を継続している。日本は英国からの入国者に対する水際対策を強化すると発表した。ロシアも21日、英国との航空便の一時停止を発表した。
https://jp.sputniknews.com/life/202012248042241/
