三菱電機、車載ラジオを不適合のまま出荷 EU向け33.5万台、ノイズ混入
2020年12月15日22時16分 時事通信

三菱電機は15日、欧州連合(EU)向けの車載用ラジオ受信機をEU規格に不適合のまま出荷していたことが分かったと発表した。
ノイズ混入の恐れがある。2017年6月以降、約33.5万台を出荷。外部試験で不適合が判明した後も設計変更を行わずに
出荷を続けていたといい、同社は「再発防止策を徹底し、信頼回復に努める」と陳謝した。

年内改正のEU規格への適合性を社内で調べたところ発覚した。対象は同社三田製作所(兵庫県三田市)が設計を担当し、
17年6月から20年10月にかけてカーオーディオ向けに出荷された製品。17年の外部試験の結果で不適合と判定された
にもかかわらず、実際の製造品と異なる一時的な改造品で適合認証を受け、出荷し続けていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121501193
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