豪州、新法で自治体と外国の協定阻止 中国の影響力警戒

【シドニー=松本史】オーストラリアが中国への対抗姿勢を強めている。豪議会は8日、地方自治体が外国政府と結んだ協定を外相が破棄できると定めた法案を可決した。
12月はじめには米国と連携して極超音速兵器を開発する方針も発表した。いずれも中国の影響力を警戒した措置だ。豪中関係は一段と悪化する可能性がある。

豪議会が可決した外国関係法案は、州や準州などの地方自治体、大学が外国政府と個別に結んだ協定について、...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM07AT90X01C20A2000000