コロナ対応限界、看護師退職止まらず…「命を危険にさらしてまでできない」

新型コロナウイルスの流行が長期化する中、感染患者のケアに疲弊した看護師ら病院職員の退職が相次いでいる。

感染の危険と隣り合わせの過酷な労働環境下で、十分な待遇もなく、周囲から差別されたことなどが背景にある。
30人以上が退職した病院もあり、職員のサポートが急務となっている。

病院側にはPCR検査を希望したが断られた。
極度の緊張の中、待合室では患者から「コロナがうつるから近づくな」と心ない言葉をぶつけられ、落ち込むことも度々あった。

業務負担は増えたが、時給は約1400円のままで、コロナ対応の特別手当も月1万4000円程度。

女性は「十分な待遇もなく、自分や家族の命を危険にさらしてまで勤務はできなかった」と語る。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1322d1bda38ba5b46971a3311f6f666f3a50bf8e