世界最大のポルノサイト「Pornhub」が未承認ユーザーのアップロードを禁止&ダウンロード機能も停止すると発表

世界最大のポルノサイトであるPornhubが、児童ポルノなどの違法なコンテンツを排除するために、利用規約を更新しました。
これにより、今後は未承認ユーザーが同プラットフォームにムービーをアップロードすることはできなくなり、さらにアップロード済みのムービーをダウンロードすることができなくなります。

Pornhubは「コミュニティを保護するためにさらなる大きな一歩を踏み出す」として、利用規約を更新。
これにより、Pornhubはこれまであらゆるユーザーがムービーをアップロードすることが可能でしたが、今後は承認されたユーザーのみムービーをアップロードできるようになります。
加えて、Pornhub上にアップロードされているムービーをダウンロードすることが、今後は禁止されます。
また、モデレートプロセスにいくつかの重要な拡張が行われ、数十の非営利団体と構成する信頼できるフラグプログラムが開始されました。
2021年にはこれらのプログラムによる最初の透明性レポートが発表されるとのことです。

Pornhubが利用規約を更新する理由は、2020年12月4日にThe New York Timesに掲載された「 Pornhubには児童ポルノやリベンジポルノが多数投稿されており、そこから収入を得ている」という指摘記事にあると報じられています。
この指摘記事を受け、VisaやMastercardといった企業が、Pornhubの親会社との関係を調査すると 発表した直後に、Pornhubの利用規約更新が発表されたためです。

なお、Pornhubによると2019年の同サイトへのアクセス数は420億回超、1日平均のアクセス数は1億1500万回です。

https://gigazine.net/news/20201209-pornhub-ends-unverified-uploads/