春菊から基準180倍農薬 福岡、健康影響恐れ
2020/12/8 23:24 共同通信社

福岡市は8日、福岡県のJAくるめが出荷した春菊の一部から、基準値の180倍の農薬が検出されたと発表した。
食べるとけいれんを起こす恐れもあり、販売店などが回収を進めている。福岡市は少なくとも市内4店舗で販売を確認。
これまでに健康被害の報告はないとしている。

市によると、有機リン系の殺虫剤イソキサチオンで、基準0.05PPmに対し、9PPmが検出された。
体重60キロの人がこの春菊を20グラム食べると、嘔吐や失禁などの症状が出る恐れがあり、ひどい場合はけいれんを起こすという。

回収対象は「筑紫次郎の贈りもの」と記載されたJAくるめ出荷の春菊。7〜8日に販売。

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