過去最多を更新し続けている、全国の新型コロナウイルスの重症患者数。現場で治療にあたっている愛知医科大学病院・循環器内科助教の後藤礼司医師は、
現状について医師の間でも受け止め方に違いがあると明かす。

4日には、厚生労働省が新型コロナウイルスに感染した10代の女性が死亡したと発表したが、その後、この情報が誤りだった可能性が否定できないと発表している。

後藤医師は「SNS上の情報やテレビ番組での発信も含め、混乱させられている。
例えば死因については、最終的に亡くなった原因がコロナとは別の要因だったとしても、コロナが陽性であればカウントされてしまうということが起きている。

そもそも、PCR検査の結果が陽性というのは、単にウイルスが体内にいただけ、という人もいるわけで、
心筋梗塞で亡くなったのに、コロナが陽性であればコロナで亡くなった、ということになってしまっているような現状にはものすごく不満を抱いている。

実際の医療現場では、考えられる病名のうち、“これが最後に亡くなってしまう原因になってしまった”という風に考える。
医師が付けた病名、死因を覆すことはあってはいけないと思う」と指摘した。
https://times.abema.tv/news-article/8636523

医療法人会長が告発 「直接の死因ががんや脳梗塞、心筋梗塞でもコロナ死となり、死者数が水増しされている」
http://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/201206/dom2012060003-s1.html