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11月4日、牛丼チェーン「松屋」などを展開する株式会社松屋フーズホールディングスは2021年3月期の連結業績予想が26億円の赤字になると発表した。14年ぶりの赤字で、その額も過去最大となったため、市場に大きな衝撃を与えた。
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それでは同じ牛丼チェーンの「吉野家」と「すき家」の売上も悪いかというと、必ずしもそうではない。松屋フーズホールディングスは通期で赤字が確定しているが、すき家などを展開する株式会社ゼンショーホールディングスは黒字の見込みだ。
また10月の全店売上高を見ると松屋は98.3%となっている一方で、同じく連結決算予測が90億円の赤字となる見込みの吉野家は102.7%までに回復。すき家も前年同月比106.5%なので、松屋が「一人負け」の様相を呈しつつある。