コロナ感染のステージ3「札幌、東京、大阪など近づきつつある」と尾身会長

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、感染の急拡大を受け20日にまとめた政府への提言に絡み、「人々の移動が感染拡大に影響している」と述べ、「Go To キャンペーン」の早急な見直しを求めた。

ステージ3相当と考える地域については、政府や自治体が判断することだと前置きした上で、「北海道の札幌、東京、大阪などは近づきつつある」との見解を示した。
 尾身会長は現状について、感染防止策をとっても収束の兆しが見えないことによる「コロナ疲れ」から「感染リスクが高い行動をとってしまう可能性がある」と指摘。「ウイルスの密度が高くなっており、人々の行動変容だけでは感染を下火にできない」と政府レベルでの対策の必要性を指摘した。
 一方で「経済、雇用への配慮も重要」と述べ、財政支援も含めた迅速な対応を政府に求めた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/69706

札幌のGoTo旅行予約 一時停止検討 北海道と札幌市

 現時点では、札幌市を目的地とした「Go To トラベル」の旅行予約の一時停止と、同市での医療体制の拡充を柱とした対策が検討される見通し。旅行予約の停止期間は1〜2週間程度と最低限にとどめ、その間に札幌での医療体制を拡充する。訪日客の激減で道内の観光業は打撃を受けており、「Go To」キャンペーンが業界を下支えしている。道は予約停止期間を短期にとどめたうえで感染を抑え、早期に予約を再開して経済への影響を抑えたい考えだ。

https://news.livedoor.com/article/detail/19261350/