★ ロシア人(旧ソ連)による日本人大虐殺−『氷の原爆』

残酷なソ連軍(現ロシア)に占領された満州とモンゴル、
そして国民党と共産党の中国地域にいた日本人は、軍人であれ民間人であれ、生き残るのが難しかった。

特に“ソ連軍による蛮行”は、抑留60万人、虐殺6万人というのが通説になっているが、
ロシアのジャーナリスト、アルハンゲリスキー氏が書いた『シベリアの原爆』(邦題:『プリンス近衛殺人事件』、新潮社、2000年)
という本によりその実状が暴露された。

この本によると、『ソ連による日本人抑留は約100万人に達し、この内40万人が虐殺されたという』
シベリアで虐殺された日本人が、アメリカの原爆で殺された死者より遥かに多い為、
アルハンゲリスキー氏は、『氷の原爆』と名づけたという。