https://wezz-y.com/archives/83167

『モテないけど生きてます 苦悩する男たちの当事者研究』は「ぼくらの非モテ研究会」によって書かれたものです。
「ぼくらの非モテ研究会」とは、女性との関係がうまくいかず苦しんだ経験のある西井開氏が、
<モテない男性が蔑まれ、そしてときに恨みと暴力に走る現状に歯がゆさを感じ、「非モテ」に苦しむ男性たちが自分たちに起きていることを主体的に探り、苦しみをケアしあう回路を作ることはできないか>
(P.4)という問題意識から発足した自称非モテ男性たちの語り合いの場、当事者研究の場です。

 当事者たちの語り、自己分析が収録されているのですが、それらは驚くほど率直で、ときに痛々しく、直視するのが難しいほどでした。