転売目的マスク 支払い逃れるため監禁の疑い 暴力団幹部ら逮捕

転売する目的でマスク280万枚余りを貿易会社から仕入れたうえ、支払いを逃れるため、この会社の役員を都内の事務所に監禁したなどとして、
55歳の暴力団幹部ら3人が警視庁に逮捕されました。調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、山口組系の暴力団幹部、西村裕之容疑者(55)ら男3人です。

警視庁によりますと、ことし4月から5月にかけて、転売する目的でマスク280万枚余りを貿易会社から仕入れたうえ、支払いを逃れるため、
この会社の20代の男性役員を脅して東京 台東区の風俗店の事務所に11時間にわたって監禁した疑いが持たれています。

3人は「こんな不良品のマスクを売りつけられた」などと言いがかりをつけて監禁したということですが、役員は自力で逃げ出して無事でした。

警視庁によりますと、調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。

仕入れたマスクの代金7000万円余りは今も支払われていないということで、警視庁が当時のいきさつを詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201116/k10012715491000.html