【パリ=三井美奈】新型コロナウイルス「第2波」流行が広がるフランスで、中国系住民への攻撃を促す
インターネットの書き込みが相次ぎ、検察が捜査を開始した。今月始めには国会議員100人が、
「コロナ禍でアジア系への人種差別が広がっている」と連名書簡で警告し、波紋が広がっている。

 中国系を標的とした書き込みは10月28日、マクロン仏大統領が外出禁止令を宣言したのと前後して見つかった。
「路上で会った中国人をすべて攻撃せよ」「漫画はやめる。これからはアジア人狩りだ」などと記されていた。
パリ検察筋は「人種差別に基づく攻撃挑発の疑いで、捜査を始めた」と明かした。
https://www.sankei.com/world/news/201109/wor2011090014-n1.html