在日ベトナム人らを集め違法に賭博をさせた上、金が返済できなくなった客を監禁し、暴力を加えてケガをさせたとして、
ベトナム人の男らが逮捕されました。

強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは、ダオ・バン・ブット容疑者(32)らベトナム籍の男ら7人です。

また、タ・バン・トゥン容疑者(28)が全国に指名手配されました。

警察によるとブット容疑者らは、違法賭博による借金900万円が返済できなくなったベトナム籍の男性(26)を大阪市内の
一室に監禁した上、「家族に真剣に返済させる」などと言って暴行を加えました。

さらに、電話で本国にいる男性の親族を「返済が無理なら殺すしかない」などと言って脅し、
男性の左手小指を包丁で切断した疑いなどが持たれています。

調べに対し、ブット容疑者は黙秘しています。

ブット容疑者は、SNSで集めたベトナム人らを相手に、「ソック・ディア」と呼ばれるベトナム式の賭博を行っていて、
負けた客には何度も金をかけさせ、借金返済のメドが立つまで、暴行や監禁を繰り返していたということです。

警察は、ブット容疑者が国内の暴力団関係者やベトナム国内のマフィアと接点があるとみていて、逃走している
トゥン容疑者の行方を追うとともに、全容解明を進めています。

https://www.fnn.jp/articles/-/102616